私たちは、子どもたちにとって、学童保育所を「第二の家」と考え、子どもたちが心温まる雰囲気の中でたくさんの友達や職員と生活を共にし、のびのびと過ごせる場を目指します。私たちは家庭の三要素といえる「遊びの場」「生活の場」「学びの場」を兼ね備えた居場所となるような「第二の家」を目指し、下記の４つの環境を整えます。

1. 安全に過ごせる環境

   子どもたちの放課後生活を、生命の危険から守り、安全に過ごせることは、最も大切な事です。学童保育の重要性の第一は安全な環境の提供です。

2. 心の安らぎがある環境

   私たちは児童の最善の利益を求め、子どもたち一人ひとりに寄り添い、一緒に遊び、生活することで子どもたちが安心して放課後の時間を過ごすことができると考えます。これにより、学童保育所が子どもたちに安らぎを与える居場所となるのです。

3. 自主・自由な活動ができる環境

   学童での多種多様な遊び、活動体験の中で、自ら楽しむことは見いだせる力、自ら進んで物事をやり遂げようとする力を育んでまいります。指導員は。子どもたちの身体的・心理的状況をしっかりと把握し、関わっていきたいと考えています。

4. アットホームな環境づくり

   「ただいま」「おかえりなさい」学童保育の原点は「人」と「人との」絆にあります。共に生活し、共感してくれる指導員は、父親であり、母親であり、時にはお兄さんでありお姉さんであり、お家の人と同様の存在として、温かい雰囲気づくりを心がけます。また、子どもたちは、上の子は下の子にやさしく、下の子は上の子を見習い、尊敬するといった「兄弟のような関係」を築き、互いに心の成長を育みます。